足の臭い対策

 

気になる足の臭いを改善させる簡単な方法を紹介しましょう。まずはよく知られている足の臭いの消臭・消毒で、酢や重曹、ミョウバンなど日常家庭にあるもので行なう対策です。

 

酢で消毒は簡単で、バケツや洗面器に40度位のお湯を入れて、コップ一杯の穀物酢を入れて足浴を10~15分程するだけです。これで雑菌が抑えられ、末梢血管の循環も良くなります。

 

重層も役に立ちます。これは水に溶かして塗布するだけで効果があります。ミョウバン(明礬)は、漬物の発色剤や麺のかんすいとして広く使われている食品添加物で、お馴染みのものです。ミョウバンとは、1価陽イオンの硫酸塩と3価金属イオンの硫酸塩の複塩の総称で、染色剤以外にも防水剤、消火剤、皮なめし剤、沈殿剤などの用途があって古くから使われていました。昔は上質の井戸がない時に、質の悪い水にミョウバンを入れることで不純物の沈殿をして飲用にすることもあり、他にも腋の制汗や防臭剤としても活用されていました。

 

天然のミョウバンは特にハクバン(白礬)と呼ばれて、その殺菌作用から洗眼にも用いられることがあったそうです。ミョウバンはスーパーや薬局で100円程度で売られている手頃なもので、経済的でもあります。

 

ミョウバンは希釈液を作って足や靴にスプレーするのが効果的です。原液の作り方は水道水500mlに焼きミョウバン15gを入れて混ぜ、3日程度放置して色が透明になったら完成で、冷蔵庫で保存して1ヶ月位で使い切ってください。

 

希釈液は、スプレーの中に作りたい量の1/10の原液を水道水で10倍に薄めればOKです。お風呂に入る時にも使え、これはミョウバン水原液を30~50cc程入れることでさっぱりして嫌な臭いが改善されます。市販のミョウバンスプレーもあるので、作るのが面倒な人はこれを試してみてください。